平成18年度事業報告

 平成18年度は「松戸市地域福祉計画」の策定を受けて、いよいよこの計画との整合性を図った「第3次地域福祉活動計画」の策定に入りました。計画の策定のため、地域福祉に関連する分野から策定委員33名が委嘱され、策定委員会と策定委員の中から実質的な作業部会である策定部会が組織され、本年度内に策定部会7回、策定委員会4回開催されました。まず、第2次活動計画の評価としての「総括」がなされ、この中で第3次計画への課題が抽出されるとともに、各地区社会福祉協議会や行政等における意見交換会延べ19回を実施することにより、課題の抽出を行ってきました。これらを踏まえて計画の骨子が作成され、また、第2次地域活動計画にはなかった各地区社会福祉協議会の地区計画を作成することが決定されました。
 これにより、計画の概要が出来上がると同時に計画策定終了は19年度にずれ込むことになり、現在は素案作りに入っています。
 このような状況下で事業については、第3次計画の中で見直し・検討していくことになり、今年度は第2次計画の柱立ての基で継続実施することとなりました。
 とは言え、千葉県社会福祉協議会からの受託事業である「まつど広域後見支援センター」(地域福祉権利擁護事業)は、松戸市のほかに市川市、流山市、鎌ヶ谷市を担当していましたが、今年度は市川市の独立し、広域後見支援センターとして一定の使命を果たしてきました。
 また、ボランティアセンターは地域福祉を支えるボランティアの育成について、既存のボランティアを含めて、新たなボランティアの発掘及び育成の新しい試みを始めました。同様にふれあいサービスも既存のサービスや研修事業の充実を図りながら新たなボランティアの育成に努めてきました。さらに、市からの受託事業である矢切在宅介護支援センター事業やファミリー・サポートセンター事業は、それぞれ着実かつ地道に地域における高齢者の介護の支援や子育て支援を行ってきました。高齢者無料職業紹介所も市役所に移転し、利用者が増えました。
 このような市社協の活動に対して、地区社協においては新たに地域福祉の推進に寄与する活動が目立ちました。県が推進する「地域フォーラム」事業について、既に「孤独死ゼロ作戦」を実施している常盤平団地社協をはじめ、新たに東部地区社協が「子育て支援事業」に、馬橋地区が「地域の防災事業」に、そして矢切・小金原地区社協が「地域型のふれあい広場事業」を立ち上げ実施しました。また、新松戸地区社協が新松戸南小学校と連携し福祉教育活動を実施し、矢切地区社協が子育て支援でまつど市民活動サポートセンターと協働する動きもありました。地域型のふれあい広場は常盤平・小金原地区社協が新たに実施するなど各地区社協においては活発に事業が展開されました。
 さらには、新たに五香六実地区社協が発展的分割への方向決定をしました。平成19年度は15社協が地域福祉を推進していく事になり、本会も計画の策定とともに更なる地域福祉の推進を図ってまいります。
地区社協の充実強化と住民参加の促進
 市社協及び地区社協間の連携と交流の推進、松戸市地域福祉活動計画策定に向けての地区別懇談会等の実施、地域型ふれあい広場への支援、職員研修の実施、インターネットやメールによる情報収集と事務の効率化、相談事業の充実など

ボランティアの育成および活動の推進
 ボランティア団体への支援、地区社協のボランティア事業への支援及びボランティア相談の実施、ホームページによる情報の発信及び交流の場の推進、体験学習等の研修会の実施など

ふれあいサービスセンター(有償在宅福祉サービス)事業の推進
 高齢者及び心身障害者等で在宅福祉サービスを必要とする人に、有償で家事・介護等のサービスを提供、利用会員・提供会員の交流会の実施など

ファミリーサポートセンター事業の推進
 子育て家庭に対し、育児及び出産直後の相談・支援事業を推進、利用会員・提供会員の交流会の実施など

まつど広域後見支援センター事業の推進
 まつど広域後見支援センターと関係機関との連携及び権利擁護事業の普及など

福祉サービスの普及及び支援
 矢切地区在宅介護支援センター事業の推進など

共に学ぶ福祉の推進
 福祉教育推進指定校への支援

生活支援および地域福祉支援体制の充実
 歳末たすけあい募金の配分事業の実施、福祉相談所の開設、高齢者無料職業紹介事業の推進など

パートナーシップの推進
 行政及び福祉団体との連携、民生委員児童委員協議会活動への支援など

研修と交流会についての取組み
 ホームヘルパー研修の実施、各種研修会・交流会の開催

広報・啓発活動の充実
 地区社協・町会・自治会の協力による社協だよりの配布

健康づくりの推進

災害時における救急活動や支援体制についての計画的な取組み
 松戸市防災課及び関係機関との連携、緊急災害時の災害支援ボランティアセンター設立に向けた研修等の実施など

松戸社協の経営基盤の充実と財源の確保
 市社協会員の加入促進、市立病院及び北山会館斎場内売店事業の推進、広報紙等への広告掲載及びチャリティ・コンサート等の収益事業の実施など

 平成18年度決算

 平成18年度は、「松戸市地域福祉計画」(第3次)の策定に着手し、福祉に関するさまざまな地域の生活課題やニーズを調査し、住民の声を反映した計画づくりを進めました。さらに地区社協や関係機関・団体との協働・連携を深めながら事業に取組み、地域福祉活動の推進に努めました。

■会計別収入支出決算報告

区    分 収  入 支  出 備   考
一  般  会  計 342,363,225円 293,694,584円 12経理区分
公益事業特別会計 2,956,310円 2,493,056円 高齢者無料職業紹介事業
収益事業特別会計 208,099,738円 189,245,853円 売店、自動販売機設置
合    計 553,419,273円 485,433,493円 収支差額 67,985,780円

■財産目録

借     方 貸     方
流動資産
現金・預金等
115,682,095円
115,682,095円
流動負債
  未払金等
46,184,783円
46,184,783円
固定資産
   基本財産
   運用財産
153,583,628円
3,000,000円
150,583,628円
固定負債
  退職給与引当金
24,797,460円
24,797,460円
資産合計 269,265,723円 負債合計 70,982,243円
純財産合計 198,283,480円
※ 詳細は平成18年度事業報告及び収入支出決算書がございますので、ご希望の方は市社協までご連絡ください。
松戸市社会福祉協議会 管理センター 368−0503